12月7日(木)、昨年に引き続き、奈良市視覚障がい者協会より島田様と盲導犬のジェイミーにお越しいただき、お話をお聞きしました。昨年は、島田さんのパートナーとなって間もなかったようでジェイミーも大勢の生徒の前で緊張からか身震いを何度かしていましたが、今年は落ち着いた様子でした。
大きなレストランやお店では、盲導犬の入店もできるところが多くなったようですが、まだまだ、個人経営のレストランでは、断られる場合があるとのこと。お店とのやり取りの中で、まずは理解をしてもらうことが役割と仰ってました。また、レストランで「何にいたしましょうか?」と聞かれることがあり、困られるとのこと。相手の立場に立って物事を考えることの大切さを学びました。
そこで、生徒たちにメニューや写真を使って島田さんにどんな料理があるのか説明する体験を用意してくださいました。普段なにげなく見ているメニューですが、説明するとなると苦戦していましたが、丁寧に島田さんに伝えようとする姿勢を見せていました。このような姿勢こそが、すべての人が住みやすい世の中を作る要因となるのだと思います。
貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。